新聞に取り上げてもらいました(朝日新聞 2016年3月4日)。|京都のハウスクリーニング【ねこの手ジャパン】

お知らせ

新聞に取り上げてもらいました(朝日新聞 2016年3月4日)。

2016/05/10

新聞に掲載されましたので全文を紹介します。

避難先で便利屋 次は被災地へ 福島出身 木津川の紺野さん
「困っている人多い」11日、宮城に支店

東日本大震災で被災し、福島から避難した男性が立ち上げた便利屋が、京都府木津川市にある。
震災8ヵ月後に被災者3人で始めた事業は現在、20人のスタッフを抱えるまでに成長。
震災5年となる11日、「多くの人が手助けを必要としているはず」と、宮城県に東北支店を開く。

2月下旬の朝。京都府宇治市にある一人暮らしの女性(76)宅を、便利屋「ねこの手ジャパン」を運営する紺野英明さん(44)と妻のめぐみさん(34)ら4人が訪れた。
2時間ほどかけて、玄関前の草むしりや庭木の剪定などを済ませると、手入れが行き届いていなかった庭は見違えるほどさっぱりした。
女性は開業直後から毎月のように利用してくれる。
「頼んでいないこともやってくれる。息子や娘に頼む感覚でお願いしています」と満足そうだった。
紺野さんは福島県いわき市でトラックの運転手をしていた。
震災ではめぐみさんと幼い子ども4人は無事だったが、自宅アパートは半壊。
まもなく福島第一原発が爆発し、家族6人でワゴン車で避難。
たどり着いた京都で府営住宅に落ち着くことができた。
「よう来てくれたね」「大変やったでしょ」。
引っ越しをしていると、近所の人が声をかけてくれた。
弁当や食器を提供してくれる人もいた。

突然押しかけるように暮らし始め、負い目を感じていたという紺野さんだが、少しだけ救われた気がした。
便利屋を始めたのは、困りごとを解決して、受け入れてくれた京都の人に恩返しをしたかったから。
24時間年中無休、引っ越しや掃除、電球の交換など何でも請け負う。
口コミなどで評判が広がり、今では大阪府寝屋川市や滋賀県甲賀市にも支店や営業所を構える。
震災から5年となるのを前に、「関西にこれだけ困っている人がいるなら、被災地に手助けを必要としている人はもっと多いはず」と考えた。
便利屋のニーズが大きいと考え、11日、宮城県大崎市に東北支店をオープンさせる。
人口の多い仙台市にも、被害の大きかった石巻市や岩手県大船渡市にも車で40分ほどで行ける場所だ。
4月からは紺野さんも宮城に入り、数ヵ月間支店をサポートする。
「ゆくゆくは福島にも支店を出し、故郷の人々の役に立つことが目標です」(興津洋樹)

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